2月初旬、中国でもClubhouse(クラブハウス)の大ブームが起こり、日本以上に多くの人々が熱中したが、早々に閉鎖されてしまった。多くの中国人は、クラブハウスの何に大きな魅力を感じて、熱中したのだろうか。SNS上などで、その声を拾ってみた。(日中福祉プランニング代表 王 青)
中国でも
クラブハウスが「お祭りムード」
日本では、音声コミュニケーションアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」が人気沸騰で、賑わっている。
実は、中国でも日本以上に、クラブハウスが大きな話題となり、「お祭りムード」となっていた。
「なっていた……」と過去形なのは、いうまでもない、アプリの使用開始からわずか10日ほどで早々に中国国内では接続できなくなってしまったからだ。
中国では、ツイッターやフェイスブックなどのSNSは当局の規制により、通常の方法では接続できない。クラブハウスも同じ運命をたどった格好だが、中国のSNSを見ると、「一炊の夢」に終わったクラブハウスを懐かしむ声や悲しむ声などが絶えない。
今思えば、2月にクラブハウスが中国で始まった頃の人々の熱中ぶりや興奮はものすごかった。その状況はどのようなものだったのだろうか。