なぜ「1人当たりの粗利」が
大切なのか?

「1人当たりの粗利」は、社員の給与や、各種経費の源です。少ない場合は、当然給与も少なくなります。

 1人当たりの粗利が1000万円だとすると、そこから「給与と経費と利益」を出さなければなりません。そうすると、給与の限界も決まってきます。

 いわゆる大企業は、高度経済成長時の恩恵を受け、大きな利益を得ました。この「貯金」のおかげで、給与水準等も含めて、大企業は何とか存続しています。ただ、それにも陰りが見えてきました。

 現在、シャープは5000人の人員削減を計画中で、パナソニックも2011年度、約3万6000人の人員削減を行いました。大企業で行われているこうしたリストラは、企業としての体力の無さを如実に表しています。

 電機業界のみならず、巨大企業で潰れるわけがないと思われていたJALも、経営破たんしました。

 では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
  次回以降の連載では、「大きな会社」が抱える弱点、また、「小さくても儲かる会社」をいかにして作っていくか、という話をしていきたいと思います。

(次回更新は、10月17日の予定です)


◆ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ◆

社長は会社を「大きく」するな!』好評発売中!

会社は「規模」ではなく、<br />「稼ぐ力」で見ろ!

「少人数経営」を推奨する敏腕税理士が、「会社を大きくしてはいけない4つの理由」と「小さくても儲かる会社、7つのルール」を初公開!本書のメソッドによって、人を無理に増やさず、売上をしっかり上げ、儲かる仕組みを構築しましょう!

46判並製、256頁、定価(本体1500円+税)

ご購入はこちら! [Amazon.co.jp] [紀伊國屋書店BookWeb] [楽天ブックス]

 


 『社長は会社を「大きく」するな!』刊行記念
~ダイヤモンド著者セミナーのお知らせ~

日 時 : 2012年11月14日(水)
時 刻 : 19時開演(18時30分開場) 20時30分終了予定
会 場 : 東京 ダイヤモンド社 本社ビル9階セミナールーム
住 所 : 東京都渋谷区神宮前6-12-17
料 金 : 入場無料(事前登録制)
講 師 : 山本憲明氏(著者)
定 員 : 60名(先着順)
主 催 : ダイヤモンド社
お問い合わせ先:ダイヤモンド社書籍編集局 TEL :03-5778-7294(担当中島)
E-mail:pbseminar@diamond.co.jp

セミナーお申込みはこちらから