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インフルエンサーという言葉が定着し、企業も個人もどうすれば人を動かすことができるか試行錯誤する昨今。人の心を読み解き、著書累計330万部超、YouTube登録者数234万人超の影響力を持つまでに至っているのが、メンタリストDaiGo氏です。
最初はまったくの無名だったというDaiGo氏は、どのようにして今のポジションを築くまでに至ったのか?社会を巻き込むトレンドの生み出し方から、会社・家庭・恋愛・就活といった目の前の人の動かし方までをまとめた書籍『超影響力~歴史を変えたインフルエンサーに学ぶ人の動かし方』(メンタリストDaiGo著、祥伝社)より、相手の無意識を動かす話し方のコツについて解説します。

「きちんと話せば人は動く」を信じていませんか?

 説得力、影響力に関して多くの人が誤解していることがあります。

メンタリストDaiGo氏 撮影:田中信吾

●言葉を尽くして説明し、失礼のないように接したら相手もわかってくれる
●論理的に話し、相手の質問に答えていけば、必ず納得してくれる
●よく理解していれば、わかりやすく説明できる

 こうした例でよく見る、「きちんと話せば人は動く」という観念についてです。

 たしかに、世の中は表面上、説明と納得でロジカルに動いているように見えます。

 たとえば、後輩が仕事の書類作成でミスをしたとき、気づいたあなたがその場で指摘し、わかりやすい説明でやり方を教えてあげれば、相手は納得して書き直してくれるでしょう。あるいは、あなたが買った商品に初期不良があり、カスタマーサービスに連絡をすれば、返品交換や修理に応じてもらうことができます。

 しかし、こうした場面で「きちんと話せば人は動く」が機能するのは、仕事上のルール、商売上のルールがあってこそのこと。