――筆者のジェームズ・マッキントッシュはWSJ市場担当シニアコラムニスト ***  株価指数の構成銘柄は出たり入ったりするものだが、非常に小規模な企業数社が毎年、小型株指数に「昇進」している。最終的にSP500種指数に仲間入りする企業もある。  そうした企業でも、1年半の間に時価総額3900万ドル(約40億円)のペニー株(超低位株)から、SP500構成企業10社以上の価値を超える企業へと変貌したりはしない。だがそれはまさに、燃料電池開発のフューエルセル・エナジーが成し遂げたことだ。  フューエルセルだけではない。