Photo:PIXTA

夜型は仕事のパフォーマンス低下を招く

 キャリアを築きたければ、早寝早起きを心がけるのが良いかもしれない。夜型の人に比べて朝型の人の方が、仕事のパフォーマンスが良く、早期退職につながる健康問題に悩まされることも少ないとする研究結果が報告された。オウル大学(フィンランド)Center for Life Course Health ResearchのTapio Räihä氏らによるこの研究は、「Occupational & Environmental Medicine」に2月23日掲載された。

 Räihä氏らによると、朝型か夜型かなどのクロノタイプは主に遺伝子により決まるものだが、太陽光への曝露、仕事のスケジュール、家族の生活リズムなどの環境要因の影響も受けている可能性があるという。一般的に、成人の夜の睡眠時間は7時間以上が推奨されている。しかし、夜型の人が平日にこの睡眠時間を確保できていることは少ない。そのため、睡眠負債がたまり、休日に寝だめしてそれを解消しようと努める。このような社会的な時間と生物時計のずれにより生じる不調を「ソーシャルジェットラグ(社会的時差ぼけ)」という。過去の研究では、長期にわたる睡眠不足は健康状態の悪化を招くとともに、認知機能にも悪影響を及ぼすことが示唆されている。