「DX推進に未着手
または一部部門での実施にとどまる」と
自己診断した企業の割合

「DX推進に未着手または一部部門での実施に
とどまる」と自己診断した企業の割合
出所:経済産業省・デジタルトランスフォーメーションの加速に向けた研究会資料(2020年12月28日)

 デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉が最近ビジネス界に浸透している。本来は「デジタルの進展で社会全体が良い方向へ変わる」という漠然とした意味だが、わが国ではより危機感を持った概念として捉えられている。デジタルの力がビジネスの在り方を根底から変えてしまうからだ。

 フィルムを使ったアナログカメラがあっという間に姿を消したように、デジタルを前提に社会の仕組みが変わると、従来のビジネスが突然なくなってしまう可能性もある。フィルムにこだわる企業とそれから脱却した企業で明暗が分かれたように、DXに対応できない企業はその存続さえ危うくなる。