両極端な価値観が織りなす
イスラエル

 私たちとは違った常識の上に成り立つ国ゆえ、日本では考えられないことも起きる国イスラエル。私たちが持っている常識が当てはまらないことも多々ある。日本で報道されている「ワクチン先進国」のイメージとはかけ離れた混沌が広がっているのも事実だ。

 その一方で、ワクチン接種者が増えるにつれ、徐々に人々の日常は元に戻りつつある。市場やショッピングモールは買い物客であふれ、スイミングスクールやスポーツジムにも人が戻ってきた。近隣のギリシャやキプロスへも、接種を完了したイスラエル人は隔離なしで観光旅行ができるようにしている。

 テクノロジーとアナログが共存するイスラエル。この両極端な価値観が織りなすグラデーションが、これからもイスラエルという「国」のモザイク画を描き続けていくのだろう。