徳永勇樹

総合商社社員

とくなが・ゆうき/イスラエル国立ヘブライ大学大学院中退・総合商社在職中。1990年7月生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。日本語、英語、ロシア語に堪能。ロシア語通訳、ロシア国営ラジオ放送局「スプートニク」アナウンサーを経て総合商社に入社。在職中に担当した中東地域に魅せられ、会社を休職してイスラエル国立ヘブライ大学大学院に留学しアラビア語とヘブライ語を習得。言語通訳者に留まらず、異文化間の交流を実現する「価値観の通訳者」になるべく情熱を燃やす。また、G7及びG20首脳会議の公式付属会議であるY7/Y20にも参加。2016年Y7伊勢志摩サミット日本代表、19年Y20大阪サミット議長(議題: 環境と経済)を務める。イスラエル・旧ソ連地域について情報発信中。Twitter: @HakurakuJapan

「アリョンカ」「スィロク」って何?ロシアのおやつが今なぜか大人気
徳永勇樹
「業務スーパーで売られている『アリョンカ』というお菓子が、安くておいしいとSNSで話題になっている」と聞いて驚いた。その少し前に、カルディで「スィロク」を見かけたばかりだったからだ。日本ではほぼなじみがないと思われるこのお菓子、実はどちらもソ連時代からある、現地では誰でも知っているおやつなのである。
「アリョンカ」「スィロク」って何?ロシアのおやつが今なぜか大人気
サウナブームで注目、フィンランドの次にくるロシア「バーニャ」の楽しみ方
徳永勇樹
2019年頃から続く第3次サウナブーム。自粛生活が続くなかでブームに拍車がかかり、サウナ人気は右肩上がりだ。サウナ好きが増えるにつれて、昔ながらの日本式な高温ドライサウナだけでなく、フィンランド式サウナにも注目が集まっているが、実はフィンランドに負けず劣らずのサウナの本場が、ロシアである。ロシアのサウナ「バーニャ」の魅力について紹介したい。
サウナブームで注目、フィンランドの次にくるロシア「バーニャ」の楽しみ方
ミサイルは怖くない?イスラエルの東大・ヘブライ大学の日常
徳永勇樹
東イスラエルでパレスチナ人とイスラエル警察の衝突が続いた結果、5月中旬からパレスチナ自治区ガザの拠点からロケット弾が放たれ、イスラエル軍が迎撃ミサイルで撃ち落とすという事態になっている。ここまで大規模な戦闘は7年ぶりだが、多くのイスラエル人たちは「いつものこと」と冷静だという。イスラエルの歴史的都市・エルサレムでは、ミサイルと共存する日常が当たり前だからだ。外国人がイスラエルで暮らすことに危険はないのか。
ミサイルは怖くない?イスラエルの東大・ヘブライ大学の日常
イスラエルがマスク着用義務廃止、現地から見た日本とのワクチン政策格差
徳永勇樹
世界最速ペースでワクチン接種が進む中東・イスラエルで、4月18日に屋外でのマスク着用義務が廃止された。国民の約6割がワクチン接種を終えた同国では、学校の対面授業再開、国際空港の開放、ジムやレストランへの自由な出入りなど、マスク以外にもさまざまな規制が取り払われ、コロナ以前の日常を取り戻しつつある。現地で暮らす筆者が見た「ポストコロナ」の世界とは。
イスラエルがマスク着用義務廃止、現地から見た日本とのワクチン政策格差
日本のベイブレードがイスラエルで大人気となった意外な理由
徳永勇樹
1999年に登場して以来、爆発的に流行した現代版ベーゴマ「ベイブレード」。アメリカでは世界大会も開催され、2021年時点でも新製品が販売されている。筆者が暮らすイスラエルでもベイブレードを知らない人はいないほど人気がある。以前にも市内のマクドナルドに立ち寄った際に、ハッピーセットのおまけがベイブレードだと知って大変驚いた覚えがある。実は、ユダヤ人とコマは2100年以上の深いつながりがあることはあまり知られていない。
日本のベイブレードがイスラエルで大人気となった意外な理由
イスラエルの過越祭と京都の祇園祭の意外な関係、「先祖が同一」説も…
徳永勇樹
イスラエルでは3月27日から過越祭(現地発音:ペサハ)が始まり、4月4日の夕方にも終わろうとしている。過越祭の歴史は遠く3000年前にさかのぼる。イスラエルの民がエジプトで奴隷となり苦しんでいたとき、神がモーゼに対して羊を屠ってその血を家の入り口の柱に塗ることを命じ、その教えに従ったイスラエルの民だけが神の裁きを逃れることができた(禍が過ぎ越した)ことに起因する。そして、苦難に満ちあふれたモーセ率いるユダヤ人がエジプトを脱出し、イスラエルにたどり着くまでの歴史を追体験するのが過越祭だ。
イスラエルの過越祭と京都の祇園祭の意外な関係、「先祖が同一」説も…
イスラエルに見る「ワクチンナショナリズム」、格差や分断の現実とは
徳永勇樹
新型コロナウイルス対策で「ワクチン接種優等生」と言われるイスラエルでは、人口の大多数が1度目の接種を終え、徐々に元の生活が戻りつつある。そんな中、ワクチンによる「地殻変動」が見えないところで起きている現実もある。今回はイスラエルを例に、ワクチンをめぐる国内・外交政策、そして台頭しつつある「格差」と「ワクチンナショナリズム」について書く。
イスラエルに見る「ワクチンナショナリズム」、格差や分断の現実とは
「コロナワクチン先進国」イスラエルから学べるスポーツイベントの意外な運営法
徳永勇樹
世界最速のペースで新型コロナウイルスのワクチン接種が進むイスラエル。今や国民の半分が接種を終え、コロナ前の日常に戻りつつある。そんな中、イスラエルでも徐々にスポーツイベントが開催されている。東京オリンピックの開催で暗雲が垂れ込める日本が、「ワクチン先進国」イスラエルから学べる事例をご紹介する。
「コロナワクチン先進国」イスラエルから学べるスポーツイベントの意外な運営法
「コロナ対策優等生」イスラエルの意外な舞台裏、ワクチン2回目を打てない例も
徳永勇樹
人口の大多数が1回目のワクチン接種を終えたイスラエル。日本メディアもイスラエルの先進事例を取り上げるなど、「ワクチン接種優等生」としてのイスラエル像が定着しつつある。その一方で、その「舞台裏」では混沌とする状況も広がっていた。当地にいる日本人の間では「確かに日本よりも優れているところもあるけど、でも、イスラエルはイスラエルで大概だよね」というのが共通見解でもある。ここでは、具体的な事例を挙げてその混乱ぶりを紹介したい。
「コロナ対策優等生」イスラエルの意外な舞台裏、ワクチン2回目を打てない例も
日本人が海外で受けた「コロナ差別」のつらい実体験、暴言や投石も
徳永勇樹
周知の通り、新型コロナウイルス感染症の「震源地」は中国とされている。このため、感染が世界に拡大した当初、各国・地域で媒介者と想定されたアジア(東洋)人が相次いで暴言や暴力を受ける事態が頻発した。中東地域に在住する筆者もしばしば「コロナ差別」を受け、つらい経験をした。今でもトラウマになっているほどだ。
日本人が海外で受けた「コロナ差別」のつらい実体験、暴言や投石も
日本は外国人のコロナワクチン接種をどうすべきか、「イスラエルでの体験」で実感
徳永勇樹
イスラエルはコロナワクチンの接種が、世界の中でも「最速ペース」で進んでいる。在留外国人でも接種を認めているため、イスラエル在住の筆者は幸いにもワクチンを接種できる機会を得た。その体験談とともに、日本における外国人へのワクチン接種の課題についても触れてみたい。
日本は外国人のコロナワクチン接種をどうすべきか、「イスラエルでの体験」で実感
松屋、ファミマにも登場!日本で「ジョージア料理」が大ブームになりそうな理由
徳永勇樹
コーカサス地方に位置するジョージア。最近この国の名前を聞く機会の多い読者もいるかもしれない。そのきっかけを生み出したのは、2020年1月に牛丼チェーン「松屋」に登場した「シュクメルリ鍋定食」だ。今、このシュクメルリが日本を席巻している。ジョージアにも複数回の渡航歴があり、現地の食事情にも精通する著者が、この流行の背景を探った。
松屋、ファミマにも登場!日本で「ジョージア料理」が大ブームになりそうな理由
京都の緑茶にみる「ユダヤ教の食品認証」、日本でもますます増えそうな理由
徳永勇樹
「コーシャ認証」という加工食品に対するユダヤ教の認可がある。この認証を日本でも徐々に取得する動きが広がっている。「コーシャ認証」のルールと日本の加工食品が取得する意義について、解説する。
京都の緑茶にみる「ユダヤ教の食品認証」、日本でもますます増えそうな理由
「ワクチン接種」をした日本人に感想を聞いてみた、先行するイスラエルの例
徳永勇樹
世界で続々と行われるワクチン接種。日本でも医療従事者を対象に2月下旬にも始まるといわれているが、居住国によっては外国人への接種を認めている国もある。筆者が住むイスラエルもその国の1つだ。今回はワクチン接種を済ませた日本人に直接取材をして、その状況や感想などを聞いた。
「ワクチン接種」をした日本人に感想を聞いてみた、先行するイスラエルの例
日本酒メーカーが「ユダヤ教の食品認証」を相次ぎ取得する理由、獺祭に南部美人も
徳永勇樹
「獺祭」で有名な旭酒造、南部美人、宝酒造、「八海山」の八海醸造など、日本酒の酒造会社が「コーシャ認証」(ユダヤ教の食事規定に従った加工食品に与えられる宗教上の認可)を相次いで取得している。その理由と背景とは。
日本酒メーカーが「ユダヤ教の食品認証」を相次ぎ取得する理由、獺祭に南部美人も
新型コロナワクチン「不足のはずが余る」意外な理由、イスラエルの例
徳永勇樹
イスラエルは既に国民の2割以上が新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を終え、世界の中では「最速レベル」のペースでワクチン接種が進んでいる。そんな「ワクチン優等生」であるイスラエルだが、ワクチン自体は不足しており、接種には高齢者優先などの「順位」が決まっている。しかし、「余る」ことがあり、優先順位が低いはずの健康な若者でも接種できるケースがある。その理由や、イスラエルのワクチン事情についてレポートする。
新型コロナワクチン「不足のはずが余る」意外な理由、イスラエルの例
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