株価が上昇を続ける
本当の理由

 多くの人が勘違いしていることがある。それは「株価が上がるのは買う人が多いから」と思っていることだ。でもこれは正しくない。なぜなら、市場においては買う人と売る人の数量が一致しないと値段がつかないからだ。もちろんある時点において買い注文の方が売り注文よりもはるかに多ければ、値段はせり上がっていくから気配は上がり、高値がつくことはある。ただし、これは単にその時点での現象にすぎず、株価が上昇を続ける時の理由は単純に買う人の方が多いからというわけではないのだ。

 では上昇相場において、なぜ株価が上がるのかと言えば、その理由は「買う人が多いから」ではなく、「株を買いたいけれどまだ買えていない人」が多いからである。

 つまり、市場に「買いたいパワー」が充満している時に株は上がり続けるのだ。では今がそういう状態かどうかをどうすれば知ることができるだろう?実はこれはとても簡単で、前述したように一般個人投資家が「今は上がり過ぎているから、そのうち下がるだろう」とか「今は明らかにバブルだよ」と言う人が比較的目立つ時は「買いたいパワー」が充満しているのである。

「今はバブル」弱気発言が多い時こそ
市場に「買いたいパワー」が充満しているワケ

 ではなぜそういう発言をする人が多い時が「買いたいパワー」にあふれている時だと言えるのか?