CX-5の2021年モデルは人気のディーゼルが200psにパワーアップ。各種制御のリファインで走りをレベルアップした。スポーティ指向の特別仕様車も話題だ。
走りの性能向上
2021年モデルに進化
マツダCX-5が年次改良を受けて2021年モデルに進化した。試乗車は特別仕様のXDブラックトーンエディション。プロアクティブをベースにアルミホイールとドアミラーをダークカラーで統一。合成レザーとグランリュクスの専用シートを装着したスポーティモデルである。
2021年モデルは、走りの性能向上のためにエンジン制御系をリファイン、ドライバーの操作とクルマの一体感をさらに前進させた。マツダ流儀を踏まえた恒例の改良だが、操作に対して自然な応答性と期待どおりの走行性能を目指した点は、おおいに評価できる。