子どもが中学や高校に入学すると自動的に始まる弁当生活。だけど、仕事がたてこんで時間のない日もあれば、買い物に行けなくて冷蔵庫がカラッポの日も、疲労困憊して気力がゼロの朝もある!
そんなピンチの時に役立つのが、史上最ラク&最速の弁当本「てんきち母ちゃんのらくべん!」。「レンチン1回」「冷蔵庫にあるものだけ」「実働3分」でできるのに、見た目もよくて、もちろんおいしい、神レシピが満載です。レンジ調理のみで火も使わないので、料理に慣れてないパパや子どもでも作れます!
3人の子どもに10年以上弁当を作り続けてきた大人気料理ブロガーの井上かなえさんならではの、すごいテクとレシピを詰め込んだ本書から、一部を抜粋して紹介します(本記事は2020年2月2日の記事の再構成です)。
レンジの使いこなしが、ラクに弁当を作る秘訣
「電子レンジが便利なのは分かっているけど、あんまりおいしくないんじゃない?」
「レンジよりフライパンでやったほうが速いような気がする」という方もいらっしゃると思います。
確かに、4人前など多めの量を作らねばならない時は電子レンジでは逆に時間がかかりますし、お鍋やフライパンでやったほうがおいしく速くできることもあります。
しかし、お弁当のように、1人前をちょこっと作らねばならないものは、電子レンジのほうが圧倒的に速く、おいしくできるのです!
それはなぜか。電子レンジがお弁当に最適な7つの理由をまとめました。
1.とにかく、できあがりが速い!
実際に手を動かすのは3分程度。加熱時間や盛り付けを入れてもほぼ10分。
2.ずっとついて見ている必要がない!
レンジ加熱中は、料理以外のことができる! 慌ただしい朝に嬉しい。
3.おまけに、洗い物も少ない!
洗い物はほとんどまな板、包丁、耐熱コンテナだけ!
4.内側から加熱されるので火がしっかり通る。
内側だけ生!ということがないので、火が通っているか判別しやすい。
5.油をあまり使わないのでヘルシー!
素材から出る油で効率よく調理できるので、加える油の量が少なくてすむ。
6.予熱で火が通るのでお肉がやわらかい。
レンチン後も高温のコンテナの中でゆっくり加熱されるのでやわらかい。
7.冷める時に味がしみるので、食べる時には味がしっかり!
レンチン直後は多少味が薄くてもお弁当を食べる頃にはちょうどいい味に。
ただし、電子レンジには使い方のコツがありますので、本書でしっかりマスターしてください。