米グーグルの事業が急成長している。これは良いことだ。巨大IT(情報技術)企業として今後は単独飛行の必要があると暗に認めているようにも思われる。グーグルの親会社アルファベットが27日発表した1-3月期(第1四半期)決算は、3四半期連続で市場予想を上回った――少なくとも主力の広告事業は。総売上高はファクトセットが集計した市場予想を7%上回った。広告事業は前年同期比32%増の447億ドルだった。動画共有サイト「ユーチューブ」は同49%増、グーグルの「クラウド」部門は同46%増と好調で、売上高全体に寄与した。