知識ゼロでFX取引にチャレンジ

 投資といっても、たくさんの種類があることも、まったく知りませんでした。

 調べてみると、株式のほかにも、個人向け国債・社債、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、金、先物取引、FX(外国為替証拠金取引)などたくさんあることがわかりました。

 そのなかから、私は「少額から投資できる」という理由でFXを選びました。

 でも、FXがどういうものなのか、ぜんぜん知りません。

 なにごとも「習うより慣れろ」というのが私のモットーなので、「まぁ、とりあえずやってみるか」と、軽いノリではじめてみました。

 まずはインターネットでみつけたネット証券にFX口座を開設して、「証拠金」として家庭教師のアルバイトで稼いだ30万円を入金しました。

 大学生だった私にとって、30万円はかなりの大金です。しかも当時、銀行口座に入っていたほぼ全財産をつぎ込んだのです。

 FXは、レバレッジ(証拠金倍率)を利用すると、実際の証拠金より大きな金額を運用することができます。

 当時のFXはレバレッジが100倍まで利きましたから、証拠金30万円でなんと3000万円まで運用できました。

 こんな基本すら知らず、ハイリスクなFXをはじめたのです。