株取引アプリを手掛ける米ロビンフッド・マーケッツの収入が1-3月期は株式市場の活況を背景に急拡大した。  ロビンフッドの主な収入源は「ペイメント・フォー・オーダーフロー(PFOF)」と呼ばれる業界の慣行だ。ロビンフッドは顧客の株式やオプションの売買注文を高速トレーディング会社に回し、注文を執行する権利の対価を受け取る。証券当局に先週提出された資料によると、PFOFによる収入が1-3月期は約3億3100万ドル(約360億円)となった。前年同期の9100万ドルから3倍以上に膨らんだ。  ロビンフッドのアプリをダウンロードしたアマチュアの投資家は1-3月期に数百万人に上った。