ウォーレン・バレット氏によれば、出来の悪い経営者は企業にとって最大の脅威だという。  米複合企業バークシャー・ハザウェイの最高経営責任者(CEO)であるバフェット氏は1日、オンライン形式で開催された年次株主総会に出席。間違った人材を組織のトップに選ぶことは企業にとって最大のリスクだと述べた。  50年間、バークシャーを経営する中で、織物工場から百貨店まで多くの企業の破綻を見てきたというバフェット氏は、こうした破綻には、消費者動向や市場原理の変化以外に共通する一つの要因がみられると指摘した。