貧困で「摂食障害」に陥る米国人が急増、コロナ禍で食習慣が悪化Photo:PIXTA

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック中に米国人の食習慣は悪化し、摂食障害に陥る人も増えたとする研究結果が、米ミネソタ大学医学部のMelissa Simone氏らにより報告された。研究の詳細は、「International Journal of Eating Disorders」に3月15日掲載された。

 Simone氏らは、COVID-19パンデミック中の成人の食習慣の変化と、ストレスや精神的苦痛、経済的困難との関連を調べるために、Project EAT(Eating and Activity over Time)の参加者にCOVID-19 EAT(C-EAT)調査への参加を呼び掛けた。調査は2020年4~5月に実施され、720人(平均年齢24.7±2.0歳)が調査に回答した。なお、摂食障害については、不健康な体重管理行動(UWCB)と過食症の有無を指標とした。UWCBは、ダイエットピルや下剤の使用、自己誘発性嘔吐などの行動を伴う「極端なUWCB」と、絶食、食物摂取量が極めて少量、代用食品の使用などの行動を伴う「極端ではないUWCB」の2種類に分類された。