(3)肝臓を思い切り休ませる

 緊急事態宣言の発出に伴い、お酒を提供する飲食店は休業、またはお酒の提供を取りやめることを要請されています。お客からすると、外食してもお酒を頼めないのは、なんだか物足りなく思ってしまいますよね。でも、今までお酒にあてていた予算を「サラダ1品」に替えたり、普段だったら買わない野菜のお惣菜や果物に替えてみると、いつもとは違う満足感や良質な睡眠を得られるかもしれません。

「家では薄めて飲んでいる」「ノンアルビールにしている」などという話も聞きますが、健康のためには、これを機に思い切ってお酒をやめて「肝臓を休ませる」のもひとつの選択肢です。

 肝臓は、アルコールの解毒以外にも、栄養代謝における大事な働きを担うところ。お酒を飲みすぎて肝機能が低下すると、倦怠感や疲労感なども感じやすくなります。肝臓の修復には良質なタンパク質が必要になりますから、日頃からお酒を飲む機会が多い方は、この機会にちょっと奮発して、お刺身やおいしいお肉を買ってお酒の代わりに楽しむのもおすすめです。

「飲んだつもり貯金」をして、コロナ禍が落ち着いた頃に、いつもより少し高いお酒を楽しむのも良いかもしれません。単に「我慢する」のではなく、「楽しみを先にとっておく」というふうに頭を切り替えてみるのはどうでしょうか。

 今こうしている間にも、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐべく尽力されている方々がたくさんいらっしゃいます。わたしたちにできるのは、それぞれの生活の中で健康的な選択をすること。そして、不健康な選択肢を選びすぎないこと。これを機にあえて自分なりの制約を作ってみるのもオススメです。