昨年、ベンチャー企業はかつてないほど多くの資金を調達した。業界ではその勢いが今年も続くとの見方が多い。2020年に苦境に陥った中小企業や新興企業は数え切れないほどだが、米金融調査・ソフトウエア会社ピッチブック・データによると、2020年にベンチャー業界が米国で調達した資金は736億ドル(約8兆円)と、過去最高だった2018年の681億ドルを上回った。好調な新規株式公開(IPO)市場のおかげで投資家の資金が豊富だったことに加え、新型コロナウイルスの影響で技術革新やデジタル加速化に向けた需要が高まったことが背景にある。以下に、ベンチャー投資家や起業家に聞いたこれから注目すべき潮流をまとめた。引き続き順調な一年引き続き順調な一年
ベンチャー投資、今後注目すべき潮流は
快走が続くと期待されるが、水面下ではいくつか懸念も
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