糖尿病発症時の年齢が若いほど、人生の後半で認知症発症リスクが高くなる写真はイメージです Photo:PIXTA

 2型糖尿病の発症年齢と認知症のリスクとの関連が報告された。高齢になってから糖尿病を発症した人よりも、若い時期に糖尿病を発症した人は認知症リスクが高いという。パリ大学(フランス)のClaudio Barbiellini Amidei氏らの研究によるもので、詳細は「Journal of the American Medical Association(JAMA)」に4月27日掲載された。

 糖尿病患者は認知症の発症リスクが高いことが知られている。ただし糖尿病の発症年齢との関連は、これまで明らかになっていない。

 Amidei氏らの研究は、英国で1985年に登録が開始された人口ベースの前向きコホート研究「ホワイトホールII」のデータを用いて行われた。1万95人の参加者(1985~1988年の登録時に35~55歳、男性67.3%)を2019年3月31日まで追跡。追跡期間31.7年(中央値)の間に、1,710人の2型糖尿病発症、639人の認知症発症が記録されていた。