地方移住・二拠点居住したいエリアランキング、コロナ禍で仕事と暮らしのニーズが激変副業やリモートワークが進む中、意外なエリアで地方移住・二拠点居住のニーズが高まっている(写真はイメージです) Photo:PIXTA

暮らし×仕事=生き方
「働き方改革」から「クラシゴト改革」へ

「企業に勤務しながら副業を持ち、東京・京都・香川で3拠点生活」

――そんなライフスタイルを実現している人がいます。

 其田有輝也さん(20代後半)は、大学卒業後、東京の民間気象予報会社に入社。しかし、学生時代から抱いていた「フォトグラファー」になる夢を諦め切れず、「副業」として撮影の仕事をしたいと考えました。

 当時、勤務先企業では副業が認められていませんでしたが、其田さんは約半年かけて会社と交渉。「副業によって得られるスキルを会社に還元する」と訴え、承諾を得たのです。そして、週末のみ、東京および京都を拠点に、フォトグラファーとして活動を開始しました。

 もともとは週5日、オフィスに出社する勤務形態でしたが、コロナ禍でテレワークが導入されたことを機に、さらに拠点を増やしました。同じくフォトグラファーである妻が暮らす香川県高松市です。都市部ではなくあえて田舎を選び、築100年の古民家を購入したのです。

 現在、平日の日中はテレワークで本業の業務を行い、朝・夕の時間と土日にフォトグラファーとして活動。其田さんは、都市部の会社勤務で安定収入を確保しつつ、「やりたい副業」+「田舎で過ごす時間」によって、心豊かな暮らしを実現したのです。そして、フォトグラファーとしての活動を通じてインプットが増え、それが本業にもプラスに生かせているそうです。

 近年、副業解禁が進み、コロナ禍の影響でテレワークが普及。働き方が変化する中、其田さんのように、「暮らし」や「働き方(仕事)」を柔軟に変え、より自分らしい生き方を選ぶ人が増えています。
私たちはこの動きを「クラシゴト改革」と名付けました。