資本主義は死んだ!じゃあ次に何が来るのか?世界経済の「基本のキ」だった資本主義が、格差拡大や環境問題の深刻化を受けて今、急速に見直されつつある。特集『トップMBAが教える 新・資本主義』は、6月7日(月)から11日(金)までの全5回にわたって、世界トップクラスのビジネススクールが開いた、新しい資本主義を巡る授業をひもときながら、新潮流を探る。
#1 6月7日(月)配信
サントリー新浪社長が導く、「経営者が強欲過ぎて資本主義は死んだ」への答え
特集の初回は、サントリーホールディングスの新浪剛史社長と、私立ビジネススクールである大学院大学至善館の野田智義理事長の対談前編。米ハーバード大学MBA(経営学修士)の学友だった2人が導き出す、「経営者が強欲過ぎるから資本主義は駄目になったのでは」という問いの答えは……。
#2 6月8日(火)配信
サントリー新浪社長の焦燥、「やんちゃができない」日本型資本主義の弊害
これまでの資本主義の在り方を見直す議論は、米国で最も活発だ。では日本はどうなのだろうか。そこに新浪氏は強烈な危機感を抱いている。対談後編は日本発の資本主義の未来の可能性にまで議論が広がる。
#3 6月9日(水)配信
セールスフォースCEOが資本主義に「死亡宣告」した理由、時価総額20兆円企業の“反乱”
キャピタリズム・イズ・デッド――。そう高らかに宣言した経営者がいる。それももうかって仕方がない大成功企業の経営トップである。他社との競争に敗れた負け惜しみでは決してないのだ。もうかっていても資本主義に駄目出しする理由とは。
#4 6月10日(木)配信
ロンドン金融街とバチカン徹底討論!資本主義をめぐる「金もうけvs倫理」の正面衝突
現代の資本主義のどこに問題があるのか。世界金融の心臓である英ロンドン・シティーと、キリスト教カトリックの総本山であるバチカンの関係者が、互いの視点を披露した。あなたはどちらの視点に、より共感するだろうか?
#5 6月11日(金)配信
「究極の貧困」を知るバングラデシュの少年の目に、現代資本主義はどう映ったか
特集の最終回は、アジアの最貧困国と呼ばれるバングラデシュからの視点だ。元ストリートチルドレンで、世界でも究極レベルの貧困を経験した少年たちにとって、資本主義とはどんな意味があるのだろうか?
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