第2位:プーパッポンカリー(タイ)第2位:プーパッポンカリー(タイ)

 タイで非常に人気のある「プーパッポンカリー」はぶつ切りにしたマッドクラブをスパイシーなカレー粉と卵で絡ませた料理です。隠し味はニンニクや唐辛子、干しエビから香りを移したチリインオイル。このオイルを使用することにより味に深みと奥行きが出ます。

 卵を入れることにより、味がまろやかになり、食感もフワフワトロトロになります。ビールのつまみにはもちろん、うまみたっぷりのカレーをご飯にかけてメイン料理としても楽しめます。

第1位:ビリヤニ(南アジア)第1位:ビリヤニ(南アジア)

 インドをはじめとした南アジアを代表するごちそうご飯「ビリヤニ」は、肉や野菜、シーフードなどの具材とスパイスを米に混ぜて炊き上げた、南アジア版の炊き込みご飯のような料理です。

 調理には手間がかかり、高度な調理技術も必要で高価な食材を多用することから、現地では結婚披露宴やホームパーティなどの特別な日に食べることが多いのだそう。日本ではここ10年ほどで南インドレストランを中心に、ビリヤニを看板メニューとして積極的に宣伝したこともあり、エスニック好きの間では“カレーライスの向こうにある、新たな究極のライスメニュー”としてファンを増やしています。

■2021年“この夏絶対流行する!エスニック食“ランキング
・URL:https://ethnic-as.net/information/update/2021_ethnic_trend/

日本エスニック協会

エスニック文化や食の普及活動を行っているメンバーを中心に結成エスニック文化や食の普及活動を行っているメンバーを中心に結成

 2014年に結成された日本エスニック協会は、エスニック文化の食や魅力を普及させるとともに、日本の伝統的な料理とエスニック文化が融合した新しい食文化“エスニック×日本”を通じた地域活性や企業・自治体とコラボレートした商品開発やプロデュースなどを行っています。

 公式ウェブサイト内では、国内のエスニック料理店や、東南アジアを中心とした現地レポートを紹介しています。

■一般財団法人 日本エスニック協会
・URL:https://ethnic-as.net/

 2021年の夏はエスニック料理を食べて海外に思いをはせましょう。