【シンガポール】英オックスフォード大博士課程の学生アイク・フレイマン氏は今月、米ビジネス向け交流サイトのリンクトインから、中国で自身のアカウントが凍結されたとの通知を受けて驚いた。これまでのキャリアを記したプロフィルの「経験」の箇所に、「禁止された」コンテンツがあったためだという。  マイクロソフト傘下のリンクトインは、それ以上の説明を行わなかったが、フレイマン氏はある書籍の研究助手を2年務めた経験を記す中で「天安門広場虐殺」の文言を入れたことが原因ではないかと考えている。  「リンクトインは理由を説明せずに、ユーザーの投稿内容を排除している」と語るフレイマン氏。