米司法省は、国内主要5都市への銃流入の取り締まりを計画している。複数の関係者が明らかにした。暴力の増加に対する共和党からの批判を受け、ジョー・バイデン大統領は幅広い犯罪撲滅戦略の発表に向け準備を進めている。連邦法執行当局は今後、ニューヨークやシカゴ、ロサンゼルス、首都ワシントン、サンフランシスコ・ベイエリアへの、盗まれた銃あるいは違法に購入された銃の流入を抑制することに注力する。警察によると、こうした都市では犯罪に使われる銃の大部分が他の地域から持ち込まれている。こうした取り組みの中心となるのが司法省のストライクフォースと呼ばれる組織で、銃器の主要な流通経路を遮断することを目指している。計画によると、アルコール・タバコ・火器・爆発物局の捜査官と連邦検察官が、州や地方の担当者とともに、銃売買の組織を取り締まることになる。