ワークマンは、どのようにして4000億円の空白市場を切り拓いたのか。急成長の立役者・土屋哲雄氏がその秘密を実店舗で徹底解説。特集『ワークマン式「しない経営」』第9回は、現場でイノベーションが次々生まれるワークマン式「エクセル経営」の真髄に迫る。

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今回の動画で学べるTOPIC
・ワークマン式「エクセル経営」とは?
・異常値を検知し調査する
・データに基づく意思決定
・エクセル経営による企業風土改革
・標準化がデータの精度を高める

土屋哲雄(つちや・てつお)
株式会社ワークマン専務取締役
1952年生まれ。東京大学経済学部卒。三井物産入社後、海外留学を経て、三井物産デジタル社長に就任。企業内ベンチャーとして電子機器製品を開発し大ヒット。本社経営企画室次長、エレクトロニクス製品開発部長、上海広電三井物貿有限公司総経理、三井情報取締役など30年以上の商社勤務を経て2012年、ワークマンに入社。プロ顧客をターゲットとする作業服専門店に「エクセル経営」を持ち込んで社内改革。一般客向けに企画したアウトドアウェア新業態店「ワークマンプラス(WORKMAN Plus)」が大ヒットし、「マーケター・オブ・ザ・イヤー2019」大賞、会社として「2019年度ポーター賞」を受賞。2012年、ワークマン常務取締役。2019年6月、専務取締役経営企画部・開発本部・情報システム部・ロジスティクス部担当(現任)に就任。「ダイヤモンド経営塾」第八期講師。これまで明かされてこなかった「しない経営」と「エクセル経営」の両輪によりブルーオーシャン市場を頑張らずに切り拓く秘密を著書『ワークマン式「しない経営」――4000億円の空白市場を切り拓いた秘密』で初めて公開。