幸せって大切にしてくれる人のところに来るのよ

シリーズ18万部突破の最新刊『精神科医Tomyが教える １秒で元気が湧き出る言葉』の著者・精神科医Tomy先生が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」で元気が湧き出る言葉の音声配信を始めた。終わりの見えないコロナ禍で不安が広がるいま、心のなかに小さな希望を増やす方法を教えてくれる。きょうのひとことは、これ！
「幸せって大切にしてくれる人のところに来るのよ」

人は相手を喜ばせたい生き物

きょうのひとことは、
「幸せって大切にしてくれる人のところに来るのよ」

いってみれば、当たり前のような言葉に聞こえるかもしれません。
このひとことを、もうちょっとかみ砕いて説明してみましょうね。

なんでもそうなんですけど、こういうチャンスはいつでもあるさ、チャンスはいつでも巡ってくる、なんていうふうに思っていると、せっかく巡ってきたチャンスを当たり前のことのように思って大切にしなくなります。

その結果、せっかくのチャンスを見すごしてしまったり、次にチャンスが巡ってきても、自分のなかの面倒臭さみたいなものが優先されてしまって、そのチャンスを掴みにいけない。

だから、チャンスはいつでもあると思っていると、いつの間にか巡ってこなくなってしまうんですね。
逆に、いつでもあると思わないことが大切なんです。

たとえば、いま自分の目の前にある幸せは、当たり前のことではない、こんなことって本当はありえないことだと思って、とても大切に思う。

そうしていても、残念ながらうまくいかなくなることもあります。
でも、目の前の幸せを大切に思ってる人が、精一杯尽くしてダメだった場合、またその幸せが巡ってくるんです。

なぜかというと、そういう、めったにないチャンスに気づくことができるからです。

簡単にいうと、チャンスがいつでもあると思っていると失ってしまうし、チャンスがいつでもあるわけではないと思って大切にしている人には、そのチャンスがいったん離れたとしても、また巡ってくる。

チャンスというのは幸せにもつながるわけですから、幸せっていうのは大切にしてくれる人ところに来る。
そういう結論になるわけです。

きょうのひとことは、
「幸せって大切にしてくれる人のところに来るのよ」
でした。

参考になったかしら？