対応は「無視する」「テープやシールを貼る」

 まずは、こういう詐欺があるのだということ、そしてその手口を知っておきましょう。分かってさえいればほぼスルーできるはずです。

 その上で普段からできる対策としては、怪しいサイトを見るときはブラウザのシークレットモード機能を利用するなどして、セキュリティーを固めましょう。これは匿名でアクセスできるわけではありませんが、閲覧履歴やクッキーなどを残さないことで、情報漏洩を防ぐ効果があります。

 さらに、利用していない時はパソコンやタブレットのウェブカメラにテープやシールを貼っておきましょう。物理的に目隠ししておけば、万が一ハッキングされても、プライベートを録画される心配はありません。ちなみに、Facebookの共同創業者であるマーク・ザッカーバーグ氏も自分のMacbookのカメラにシールを貼って隠しています。

シール、テープ、付せん、不透明なものなら何でもいいのでインカメラ用のレンズに貼っておきましょう Photo:DOLシール、テープ、付せん、不透明なものなら何でもいいので、パソコンやタブレット、スマートフォンのインカメラ用のレンズ部分に貼っておきましょう Photo:DOL

 セクストーション詐欺のうまいところは、脅迫された内容を家族や知人に相談しにくい点です。事実無根であれば無視するだけでいいのですが、恐れているということは文面が本当であると思われかねず、誰にも言えません。そんな時は、IPA(情報処理推進機構)の安心相談窓口や各都道府県のサイバー犯罪相談窓口などに相談しましょう。もちろん、われわれDLISに問い合わせていただいてもOKです。繰り返しますが、セクストーション詐欺の一番の対応策は「無視する」です。くれぐれも脅迫メールを信じて、送金しないようにしてください。