連載「ダイヤモンド決算報」では、44業界の主要企業について直近四半期(2021年2~6月)の決算における売上高を基に各社が置かれた状況を分析してきた。今回は、中でも反響の大きかった記事をピックアップして紹介する。
パナソニック・シャープ、四半期大幅増収でも明暗分かれたワケ
ソニーグループ、パナソニック、シャープの総合電機3社の四半期増収率(前年同期比)は、いずれもプラスだった。しかし、数字の背景をひも解くと、売り上げの面で総合電機メーカーの明暗は分かれたといえる。3社の中で「勝ち組」と「負け組」はどこか。
三菱ケミカル、信越化学工業…化学5社に四半期大幅増収でも表れた「差」
三菱ケミカルホールディングス、信越化学工業、日本ペイントホールディングス、旭化成、東レの化学業界5社の四半期増収率は、全てプラスとなった。一方で、背景を分析すると、これらの数字だけでは分からない「業界内格差」が大きく開いていることが浮き彫りになった。その理由とは。
富士通がシステム業界4社で唯一、2四半期連続の減収に陥った要因とは?
富士通、NTTデータ、野村総合研究所、NECのシステム/ソフトウェア業界4社の四半期増収率は、4社中3社がプラスとなった。一方で、富士通は唯一、前年同期の売上収益をわずかに下回った。その要因は何だろうか。
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