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出世が「部長止まり」の人と、役員・社長になれる人の決定的な差とはどこにあるのでしょうか。クレディセゾン会長CEOの林野宏さんと、数々の経営幹部クラスの転職を支援してきたヘッドハンター、丸山貴宏さんの答えとは?(ダイヤモンド編集部副編集長 鈴木崇久)

「部長止まり」の人と
役員・社長になれる人の決定的な差は?

 出世や昇進に興味がない若者が増えているという話がしばしば話題に上ります。ただ、そうはいっても社内でみんなが大好きなのが、人事の話です。

「次の役員はあの人だってうわさだよ」
「同期でトップ昇進じゃない?」

「なんであんなに仕事ができない人が部長になるんだ!」
「上からの評判だけはいいからね」

 今日もどこかの社内でそういった話が繰り広げられていることでしょう。

 そこで多くの人が気になるのが、どんな能力や人間性を持つ人が出世・昇進し、「経営層」に加わることができるのか、もしくは加わるべきなのか、ということでしょう。

「部長」になるのだってすごいことですが、「部長止まり」の人と役員・社長にまで上りつめる人は何が違うのか。その間にある決定的な差とは何なのでしょうか?