米国成人の6割がインフルエンザ予防接種を受けたがらない!?驚きの実態写真はイメージです Photo:PIXTA

 米国では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックへの対策が緩和されたことで、今年のインフルエンザシーズンは厳しいものになるとの警戒感が高まっている。しかし最近、米国心臓協会(AHA)が行った調査によると、米国成人の6割が、インフルエンザワクチンの予防接種を受けないことや、受けるとしてもタイミングを遅らせることを考慮しているという実態が明らかになった。

 この調査は、今年8月30日~9月7日に18歳以上の米国内に住む成人1,000人を対象にオンラインで実施された。アンケート形式で、インフルエンザワクチン接種を受ける予定の有無を尋ねるとともに、その判断にCOVID-19パンデミックが影響を及ぼしているか否かを質問。またワクチンに関する理解度を調査する目的の質問も8問設定されていた。集計結果はAHAのサイト内に、10月12日掲載された。