「今の会社で働き続けていいのかな?」「でも、転職するのは怖いな……」。働き方が大きく変わるなか、そんな悩みを抱える人は多いだろう。高卒から、30歳で年収1000万円超という驚きの経歴をもつ山下良輔さんは、そんな「転職迷子」たちから圧倒的な支持を得ている。山下さんは出版した初の著書『転職が僕らを助けてくれる――新卒で入れなかったあの会社に入社する方法』で、自らの転職経験を全て公開している。
その戦略は「外資系やコンサル業界は、学歴エリートでなくても入れる」「職歴に一貫性はなくてもいい」など、これまでの「転職の常識」を塗り替えるものばかりだ。どうしたら人生を変える転職ができるのか、どうしたらいい会社選びができるのか。この連載では本書より一部を特別に公開する。
仕事のために「顔の印象を変えたい、印象を強くしたい」と考えたとき、最初に何を思いつくでしょうか。
鼻を整形……? 目を二重にする……?
確かに美容整形をすれば、相手への印象を大きく変化させることはできると思います。しかし、予算的にも精神的にもかなりハードルが高く、僕ら一般人にとって現実的とはいえません。それに「顔が美しい・印象的」と僕らが目指す「清潔感」とは、目的とするところが違っています。
その点で、僕が超おすすめするのが「眉毛」を変えることです。
眉毛は、手入れする前とあとの変化が顔のパーツのなかでも一番わかりやすく、一番コスパがいいからです。また、結果が出るまでの時間もほとんどかかりません。
ちなみに僕は、眉毛を変えただけなのに、「あれっ、目力が強くなったね。整形でもした?」といわれることがよくあります。僕はもともと眉毛が薄いのが悩みで、加えて10~20代前半は若気の至りで眉毛を細く剃っていたので、今の黒くて強い眉毛とは印象が全く違いました。
男性の場合ほとんどの人が眉毛を整えていないので、他の人と比べられる面接の場面では確実に「プラス」の差をつけられます。どんなジャンルを見渡しても、たった数センチの努力で、これほど大きなインパクトが出せる仕事はそんなにありません。ぜひ試してみてください。
※この記事は『転職が僕らを助けてくれる――新卒で入れなかったあの会社に入社する方法』からの抜粋です。