『「育ちがいい人」だけが知っていること』の第2弾、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』がついに発売! 内容は、第1弾を発売して以来、「じゃあ、こういうときはどうすればいいんですか?」と、多数お問い合わせをいただいた、さらに具体的なシーンでの対応。明確な決まりがないからこそ迷ってしまう日常の正しい所作&ふるまいに加え、気のきいた人なら当然のようにできているけれど、意外と教えてもらえない話し方や気遣いなど。今回は、その中から貝の汁物の食べ方についてご紹介していきます。
貝の汁物のいただき方
貝が入ったおすましやお味噌汁。身を食べ終わった貝の殻はどこに置くのが正解でしょう?
お椀の蓋の上に出される方がいらっしゃいますが、これはマナー違反です。とくに格式ある和食店などでは、器の塗りを傷つけることにもなりかねません。
また、食べ終わった殻が同席の方の目に入り、美しいとはいえませんね。食べ終わって空になった他の器に入れるのも同様にNG。
貝の殻は取り出さず、そのままお椀の中に入れておいてください。
『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、ほかにも食べ終わったお碗の蓋をどうすべきか?など、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を260個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!