『「育ちがいい人」だけが知っていること』の第2弾、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』がついに発売! 内容は、第1弾を発売して以来、「じゃあ、こういうときはどうすればいいんですか?」と、多数お問い合わせをいただいた、さらに具体的なシーンでの対応。明確な決まりがないからこそ迷ってしまう日常の正しい所作&ふるまいに加え、気のきいた人なら当然のようにできているけれど、意外と教えてもらえない話し方や気遣いなど。第2弾でも「育ちがわかる」と言われてしまいそうなものばかり260項目を紹介しています。しかも、第1弾と同じ項目はないので、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』も必見ですね! 今回は、ホテルと旅館、それぞれの布団のマナーについてご紹介していきます。

ホテルのチェックアウト時、ベッドはどうなっている?

ホテルや旅館の布団はたたむのがマナー?育ちがいい人ならどうするPhoto: Adobe Stock

寝て起きたままの状態のベッドは、本来なら人に見られたくないものです。メイドさんに対しても同じこと。元通りまでのベッドメイキングは必要ありませんが、レディたるもの、部屋を見苦しくない状態にしてからチェックアウトに向かいましょう。

時間がなくても、使用後のタオルは、洗面所やバスルームにひとまとめにし、掛け布団くらいはさっと整えておくのが片付けてくださる方への気遣いですね。

旅館では、布団はたたまないのがマナー

ホテルや旅館の布団はたたむのがマナー?育ちがいい人ならどうするPhoto: Adobe Stock

では、旅館の布団も、たたんだほうがいいのでしょうか? 意外とご存じない方が多いのですが、旅館では朝起きたら布団はたたまないのがマナーです。

「敷きっぱなしでは見苦しいから」と掛布団を四つ折りにしたり、敷布団を三つ折りにしたりするのは、かえって仲居さんの手間を増やすことに。それぞれの旅館のやり方があるので、掛布団をサッと整えるだけに留めましょう。

このほかにも、旅館には床の間に荷物を置かない、床の間の前には男性が座る……など、独自のマナーもあります。知っておくと自信を持ってふるまえますね!

シリーズ第2弾となる『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を260個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!