『「育ちがいい人」だけが知っていること』の第2弾、『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』がついに発売! 内容は、第1弾を発売して以来、「じゃあ、こういうときはどうすればいいんですか?」と、多数お問い合わせをいただいた、さらに具体的なシーンでの対応。明確な決まりがないからこそ迷ってしまう日常の正しい所作&ふるまいに加え、気のきいた人なら当然のようにできているけれど、意外と教えてもらえない話し方や気遣いなど。今回は、その中からカップやグラスについてしまいやすい口紅についてご紹介していきます。

カップやグラスについた口紅はどうする?

育ちがいい人は、カップやグラスについた口紅をどうする?Photo: Adobe Stock

「グラスやカップについてしまった口紅はどうしたらいいですか?」これは、テーブルマナー講座で必ずいただく質問です。

口紅を塗っていたら、飲み口についてしまうことは避けられません。海外では気にしない方も多いですが、清潔好きで奥ゆかしい日本女性としては少しでも目立たせたくないですね。

だからといって、飲む度に親指でグラスを拭っていては、衛生的にもよくないですし、同席の方にとっても気になるもの。

最小限におさえるため、食事の席に着く前に洗面所などで軽く唇にティッシュを当てておきましょう。

また、グラスにいくつもの跡がつくのは美しくないので、同じ位置に口をつけるよう意識してみて。

『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』では、ほかにも普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を260個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!