鍋料理Photo:PIXTA

「経営の神様」と呼ばれる稲盛和夫氏には、「鍋奉行」ならぬ「鍋の後の雑炊奉行」とでもいうべき、意外な一面があった。京セラで盛んに開いてきた飲み会では、社員たちと鍋をつつきながら酒を飲み、締めの雑炊を稲盛氏が自ら味付けしていたという。稲盛氏が鍋を囲む飲み会を大事にしてきた理由を紹介しよう。(イトモス研究所所長 小倉健一)

経営の神様・稲盛和夫氏に意外な一面
「鍋の後の雑炊奉行」?

 新型コロナウイルスの感染者数が爆発的に増し、企業の多くは会食をやめてしまった。それでも鍋料理のおいしい季節は続く。寒い季節、家庭で鍋をつつこうではないか。

 経営の神様、稲盛和夫氏には、「鍋奉行」ならぬ「鍋の後の雑炊奉行」とでもいうべき、意外な一面がある。本人の談を紹介しよう。