「脱炭素地獄」と呼ぶべきメガトレンドが日本企業を襲っている。少し前までお飾りのように扱われてきた「脱炭素」だが、今や対応できない企業は淘汰されるほどのうねりと化した。そこでダイヤモンド編集部は『「脱炭素」で業績が悪化しそうな企業ランキング』を作成。業界別にご紹介する。今回は「建設」だ。
建設業界の
「脱炭素」で業績が悪化しそうな企業は?
企業の競争力を測る物差しが「利益」から「炭素」に変わる――。炭素を垂れ流す非エコな企業は、ビジネスの参加資格すら得られない状況が現実化しつつある。
炭素を減らす取り組み、ビジネスモデルの変更、脱炭素リスクの情報開示に伴う事務的コストの増加――。脱炭素が企業に大きな負荷を強いるのは間違いない。
そこでダイヤモンド編集部では、『脱炭素地獄』と題した特集を企画した。今回はそのとき作成した、「脱炭素競争力」を独自指標に採用したランキングを12業界別に再編集。「『脱炭素』で業績が悪化しそうな会社ランキング」としてお届けする。