見出しをつけるポイント
ここまで連載してきたことを下記にまとめてみよう。
●どんな文章でも見出しが最重要。見出しで興味を持たれなければ、内容がどんなによくても読まれない。
読まれなければ伝わらず、商品・サービスは売れない
●見出しづくりの3ステップ。
ステップ1:型を知る
ステップ2:型にはめる
ステップ3:インパクトを強める
●見出しは大きく15パターンに集約される。
各パターンごとの66の型を知っておくと汎用性が高い。
見出しは大きくパターンでとらえ、どの切り口にするかを考える。
その後、型にはめる
●見出しにインパクトを出すために、感覚に頼るのではなく「BTRNUTSS(バターナッツ)」の8つの要素で考える
■「BTRNUTSS」の8要素
Benefit 有益性
Trust 信頼性
Rush 緊急性
Number 数字
Unique 独自性
Trendy 話題性
Surprise 意外性
Story 物語性
これまで四半世紀以上、さまざまな経営者の相談に乗ってきたが、あと1ワード、1センテンス、あるかないかだけで、大きく売上が増えた社長と全く増えない社長がいた。
今回の見出しの「バターナッツ」で何を問い、何を問わないかをじっくり考えてほしい。
同じ商品でも「バターナッツ」を戦略的に組み合わせることで、大きく売上は変わってくる。
ぜひ本書を縦横無尽に活用し、この冬、一気にライバルと差をつけてほしい。
次回は、行動経済学でも実証済みのコピーライティング技術を紹介しよう。
P.S.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。
(この動画は予告なく終了することがあります)
(本原稿は、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)