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多くの企業が取り入れている「1on1ミーティング」。Googleでは、マネジャーがいくつかの工夫をすることで効果を上げているという。Google日本法人で長年マネジメントに携わってきた著者陣が教えるその手法とは?※本稿は、元Googleマネジャーの中谷公三、諸橋峰雄、水野ジュンイチロ『Googleで学んだ 圧倒的成果を出し続けるマネジャーの最優先事項』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を抜粋・編集したものです。
効果を上げられない
1on1ミーティングの問題点
ビジネスを動かすのは結局、人です。マネジャーは特に最初の3カ月に、すべてのメンバーと定期的な1on1ミーティングを開始し、相手のバックグラウンドや働くうえでの課題、不安に思っていることを丁寧に聞き出さなければなりません。
メンバー1人ひとりについてきちんと対峙して相互理解を深めることが、エンパワメントのベースになる信頼関係の構築につながります。
この1on1ミーティングは、多くの日本企業に導入されたものの、期待したほどの効果を上げられていないケースが少なくないようです。実際に話を聞いてみると、上司も部下も形式にとらわれすぎて、表面的な会話の応酬で終わってしまう場面が目立ちます。
相談しても徹底的な議論に発展せず、問題も解決しないまま面談の回数だけが増えていく――結果として、お互いが何のためにやっているのか分からなくなってしまうのは、非常に残念なことです。
確かに、日常的に顔を合わせて必要なコミュニケーションを取っているマネジャーにとっては、あらためて1on1ミーティングを行う必要性を感じにくいのも無理はありません。







