1.(自分が)元気+相手目線=イキイキWinWinゾーン
2.(自分が)疲れている+相手目線=ヘトヘト空回りゾーン
3.(自分が)元気+自分目線=ドヤ!俺様ゾーン
4.(自分が)疲れている+自分目線=げっそり恨み節ゾーン
まずは、自分がどのゾーンに当てはまるか考えてみよう。
旅には地図が必要であり、地図には現在地とゴール(目的地)が必要である。現在地がわからなければ、ゴールに辿り着くことはできない。まずは、「気遣いのマトリックス」を使って、自分の気遣いの現在地を知り、自分だけの気遣いのゴールを目指そう。
◆話し方・聞き方 気遣いがある会話とは?
◇気遣いはエネルギー
出会った人のテンションをあげることができるのが、気遣いができる人だ。そこまでのことが難しければ、せめて相手を不快にさせないようにしたい。不快にさせるリスクを回避するには、誰に対しても丁寧な言葉遣いで接することだ。
飲食店で注文を聞かれたら、どちらが感じがいいだろうか。
A「コーヒー」
B「コーヒーお願いします」
気遣いができる人は、自分がお客様の立場であっても、偉そうに聞こえない言葉遣いで、働く人の気分がよくなるように振る舞えるものだ。
著者がコンビニでまとめて公共料金の支払いをしたところ、店員さんから「領収書をまとめてホチキスで留めますか」と聞かれた。著者が素晴らしい気遣いだと伝えながらお礼を言うと、店員さんは笑顔になった。