ジェイク・サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は6日、ロシアによるウクライナ侵攻が差し迫っている可能性があり、民間人にも大きな被害が生じかねないと警告した。米TV番組「FOXニュース・サンデー」に出演したサリバン氏は、「ロシアがウクライナに対する軍事行動を今すぐにでも開始する可能性がある。それは今から数週間後かもしれないが、ロシアは外交的な道を選ぶこともできる」と述べた。米情報機関の分析に詳しい当局者らによれば、ロシアはウクライナ周辺に83の部隊を展開し、昨年12月の53部隊や1月の60部隊から大幅に増強させている。ロシアが部隊の増強を続け、全面的な攻撃に出てウクライナ全土を掌握しようとすれば、2万5000~5万人の民間人が死傷する可能性があるという。
ウクライナ侵攻、今すぐにでもあり得る=米大統領補佐官
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