Amazonカテゴリー「脳・認知症」部門で1位2位を独占した、脳の力を最大限に伸ばすベストセラー対談が実現。『見るだけで脳がよくなる1分間瞬読ドリル著者・山中恵美子氏と、『1日1分見るだけで記憶力がよくなるすごい写真』著者・吉野邦昭に、何歳からでも脳の力を発揮する方法についてたっぷり聞いた。今日からすぐ脳のためにできる情報が満載! 一読して損なし!!(取材・文/狩野南)

覚えたはずなのに覚えていない! 脳が覚えるために足りない要素とは?Photo: Adobe Stock

「意識する」と情報量は格段に増える

――おふたりの本は、どちらも記憶力をはじめとする“「脳の力」の向上”に焦点を当てていますが、お互いの本を読まれてどんな印象を持ちましたか?

覚えたはずなのに覚えていない! 脳が覚えるために足りない要素とは?吉野 邦昭(よしの・くにあき)
脳力開発研究家
エリートの一部の人達に伝わる記憶法を、9歳から91歳のお年寄りまで12万人以上に伝授。TOEIC対策講座では、スコアが400~600点と低迷していた受験生に1日200~300個ペースで苦労なく単語を暗記させ9週間で150点アップ、また、合格率約35%の国家試験を受験する「落ちこぼれ」達に、試験1週間前のたった1日の直前対策講座で89%の合格率を達成。第一作目の著書『イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880』は現在15万部突破、昨夏発売された『1日1分見るだけで記憶力がよくなるすごい写真』も3万部突破。「一人の落ちこぼれもつくらない」というモットーを胸に、京都出身らしい優しさと関西人のオモシロさを併せ持つ講義は、元技術者らしく論理的で「まるで方程式を解くように明解」と好評。NHK『Rの法則』『沼にハマって聞いてみた』、フジテレビの『めざましテレビ』などメディア出演多数。

吉野邦昭(以下、吉野) 『見るだけで脳がよくなる1分間瞬読ドリルはゲーム感覚で読めて、とても面白いですね。ちょっと時間があるときにパッとやれる点もいいと思います。ボリュームもあって、飽きないですね。

山中恵美子(以下、山中) 『1日1分見るだけで記憶力がよくなるすごい写真』も、カラーの写真がたくさん載っていて、楽しくやらせていただきました。最初は全然正解できなかったんですが、意識して見ているうちに、どんどん記憶できるように。「意識しただけで、こんなにも情報量が増える!」を実感できたので、記憶力を高めることは、決して難しいことではないですね。

吉野 よく、「人の顔と名前を忘れた」と言いますよね。でも、本当は忘れたのではなく、そもそも覚えていないんですよ。本を読むときなども同じ。読み終わったあとに内容を忘れたと言う人には「本当に忘れたんですか?」と聞きたいくらい。もし本当に忘れたとしたら、本を読み終えた瞬間に、本の内容を言えるはずなんです。たぶんほとんどの人は読み終わった瞬間に、「いい本だった」で終わっているのではないでしょうか。

山中 その通りですね。

吉野 先ほど山中さんがおっしゃったように、覚える手前で意識していないんですよね。私は「認識」という言葉を使っていますけれど、記憶するためには、「意識すること」「認識すること」をトレーニングする必要があるんです。