ジョー・バイデン米大統領は16日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が戦争犯罪人であるとの認識を示した。ロシアがウクライナへの攻撃を続ける中、これまで以上に表現を強めた格好。同氏はホワイトハウスで記者団に対し、「彼は戦争犯罪人だと思っている」と発言した。ホワイトハウス高官らはこれまで、ロシアが戦争犯罪に関わっているとは主張せず、この件については内部で調査を実施していると述べていた。カマラ・ハリス副大統領は先週、戦争犯罪の可能性についてロシアは捜査を受けるべきだと発言している。バイデン大統領はまた、安全保障関連でウクライナ向けに8億ドル(約950億円)の追加支援を行うと発表した。ロシアからの侵攻を受けるウクライナへの同様の支援は、この1週間で総額10億ドルとなる。