ロシアが外国の債権者に対する利払いを実施した。投資家やトレーダーらが明らかにした。ウクライナとの戦争や欧米による対ロ制裁が続く中、債務不履行(デフォルト)は回避した。  ドル建てロシア国債の保有者2人は、1日遅れとなったものの30日間の猶予期間内となる17日に利払いを受けたと述べた。  今回の利払い実施は、債務返済やエネルギー関連の取引など、欧米側による対ロ制裁の例外が一部のケースについて機能していることを示すものだ。ただし、金融機関は取引の合法性を示す確証なしにロシア政府の資金に関与することには消極的であり、これが混乱や遅延につながっているという。