行政書士の活用法とは?
①組み合わせて活用する
例えば、語学が得意という方であれば、外国人をメインターゲットにして入管申請をメインに展開していくとか、不動産経験者であれば免許申請に力を入れるなどが考えられます。
②行政書士業務だけにとらわれない
行政手続きのオンライン化が進んでいますので、行政書士業務の中でも許認可申請だけだと、今後仕事がなくなる可能性があります。行政書士業務をこなしつつ、その信用を生かして違うビジネスを展開していくことがとても重要です。
この2点は行政書士にとどまらず、他の資格にもいえることだと考えています。
そして私が言いたいのは、「行政書士に合格したからといって、ただ開業すればお客さんが勝手に相談に来てくれるほど甘いものではない」ということです。行政書士会で、このように考えていた人をたくさん見てきました。
行政書士もビジネスと同じで、戦略がなければ資格持っていても稼げません。どういう戦略を立てるかは、今みなさんがやっている仕事や経験とうまくコンバージョンさせるのがいいでしょう。
私の場合、行政書士の資格を「会社のコンサル」「執筆業」に生かしてビジネスの幅を広げ、会社も経営しています。
私自身、行政書士を取る前から独立していますが、合格したあとのほうが、肩書きができる分、営業がしやすくなって売り上げも爆増しました。
今、行政書士を目指している人は「行政書士は使えない」という話は無視して、合格に向けて全力で勉強しましょう。