NHK Eテレ『先人たちの底力 知恵泉』でカリスマ経営コンサルタントとして紹介された神田昌典氏が、アメリカで百年以上続くコピーライティング技術を日本で普及させ、はや四半世紀。第一人者25年の集大成が『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』という大著だ。
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★「どう言うか」だけでなく「何を言うか」まで完全網羅。紙・ウェブ・スマホ完全対応
★比類なき最強の教科書。第一人者、25年の集大成
神田氏は言う。「タイトルを『大全』としたのは誇張ではない。従来のコピーライティングにとどまらない広範な分野──事業戦略、マーケティング戦略から効果計測・分析、テキストデザイン、表現技術や発想法まで──総計100に及ぶコピーライティング技術を横断的につなぎ合わせ、実用しやすい体系にまとめあげるには、果てしない作業が必要となった。そのモチベーションを持続できた理由を、こっそりと明かせば、著者たちの個人的な事情がある。実は、共著者2人は、人生の先行きが見えず、大きな壁にぶちあたっていたときに、コピーライティングに救われたからだ」
第一人者の神田昌典氏と、共著者で脳性麻痺の子どものために大企業の管理職を辞し、マーケティング・コピーライターとなった衣田順一氏。今回も読者の役立つポイントを本文から抜粋して紹介する。
日本のコピーライティングの第一人者、神田昌典のコピーライティング至言29を順次紹介していこう。
15.いったい、なぜ反応がないのか?
文章が長いからではない。
ズバリ、つまらないからである。
『禁断のセールスコピーライティング』
LP・セールスレターを初めて見た人は、「誰がこんな長い広告を読むんだ?」と疑うことが多い。
しかし、これはセールスレターの時代から、コピーが長いから読まれないのではなく、「単につまらないから読まれないのだ」と言われてきた。
文章に惹き込む力があれば、読み手は長くても読んでくれるのだ。
神田はよく、「こんなコピーじゃ、あくびが出て誰も読まないよ」と表現する。大して興味の湧かない、驚きもない内容を、言い古された表現で書いても、読み手はあくびが出るだけ。
コピーの適切な長さは、「必要な情報を十分に伝えられる長さで、最も短いもの」だ。必要最低限のコピーを、興味深く書けば必ず読んでもらえる。
そのために、「ストーリーチャート」(本書304ページ)で上から下へ水が流れるよう、次が読みたくなるように書いていくのだ。
次回も神田昌典のコピーライティング至言29を紹介しよう。
PS.1.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。
(この動画は予告なく終了することがあります)
PS.2.本書の巻頭・巻末には、あなたの売上を劇的に上げる4つの武器…【PMMサーチシート】【PMMセルフチェックシート】【「BTRNUTSS」見出しチェッカー】【PASBECONAテンプレート】を書籍初公開しました。四半世紀の叡智を凝縮したもので、即効性と再現性が担保されています。
(本原稿は、発売たちまち大重版となった、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)