本田健 絶賛「すべての幸せがこの1冊に詰まっている!」
『92歳 総務課長の教え』の著者で、大阪の商社に勤務する92歳の玉置泰子さん。「世界最高齢の総務部員」として、ギネス世界記録に認定された現役総務課長だ。1956(昭和31)年の入社から総務一筋、勤続66年。「私に定年はない。働けるかぎりは、いつまでも頑張る!」と生涯現役を誓う“世界一の先輩”が、長く幸せに働く63の秘訣を手とり足とり教えてくれる。

【92歳の現役課長が教える】100歳まで元気に働くための私の健康法ナンバー1鳴田小夜子(KOGUMA OFFICE)

規則正しい食生活

私は長年、病気らしい病気をしたことがありません。

自分の生活が不摂生だとは思いませんが、かといって摂生に努めているわけでもありません。だから、「健康の秘訣はなんですか?」と聞かれると困ってしまいます。

秘訣らしい秘訣があるとしたら、毎日決まった時間にバランスのとれた食事をとるように心がけていること。健康の基本は食事だといいますから、その点で、私は合格点がもらえると思っています。

私は3歳年下の妹との二人暮らしです。2人で役割分担をしており、私が外で働いて稼ぐかわりに、妹は家事全般を担当してくれています。食事も妹が用意してくれます。料理上手なんです。

平日の朝食はトースト、季節の果物3種盛り、牛乳、野菜ジュースという簡単な洋食が定番です。休日の朝は、お互いに時間に少し余裕があることもあって、少し手をかけた和食。私はネバネバ系が大好きなので、白いご飯、納豆、オクラ、豆腐の味噌汁といったメニューが多いです。

昼食は、週2回くらいは、妹がお弁当をつくって会社に持たせてくれます。それ以外は、会社近くのコンビニで買ったお弁当を食べています。もともと少食であまり量が食べられないので、コンビニでは量が少なめのお弁当を選ぶようにしています。

夕食は、仕事を終えて帰ってから、うちで食べています。妹が用意して待ってくれているのです。夕食は和食で、主菜は魚系が多いです。

妹はベジタリアンで肉や魚を食べないので、それ以外にも酢の物やおひたしといった野菜料理をつくっています。私もそれを小鉢でいただいています。だから、栄養の偏りがないのでしょう。

妹は私の専属料理人のような存在であり、私の健康を守ってくれている大事な存在です。いつも感謝しています。

【次回へ続く】