スズキ・スペーシアギア・ハイブリッドXZターボ(FF)スズキ・スペーシアギア・ハイブリッドXZターボ(FF) 150mmの最低地上高はスペーシアシリーズ共通 ギアはルーフレールや専用造形のバンパーでSUVイメージを演出 パワートレーンはマイルドハイブリッド

スペーシア・シリーズは、2021年12月に一部仕様変更を行った。今回はSUVルックのギアを連れ出して、改めてこのKスーパーハイトワゴンの魅力に迫ってみた。

“遊びゴコロ”のあるスペーシアギア
よりSUVらしさを深めた新型

 ススペーシアはスズキの軽自動車の中で、最も背の高い、いわゆるKスーパーハイトワゴンとして高い人気を誇っている。スペーシアは、標準モデルのほか、大胆なフロントマスクのスペーシアカスタムと、SUVルックに仕上げたスペーシアギアの3タイプで構成。昨年末に一部仕様変更を実施した。

 シリーズ共通の改良点は、新サービスのコネクテッドシステム、スズキコネクトを採用したこと。事故などの緊急時にはSOSボタンを押せばオペレーターにつながるほか、スマホからのエアコン操作、ドアロックなどができ、より安心・快適で便利なサービスを展開している。機能面では車線逸脱抑制機能を新たに採用。より安全性を高めている。

 今回試乗したのはスペーシアギア・ハイブリッドXZターボ。スペーシアギアは“遊びゴコロ”のあるSUV風Kカーとしておなじみだが、今回の改良で、アルミホイールを井桁状のデザインに変更したほか、インパネアッパーボックスの色味を艶消しブラックとするなど、よりSUVらしさを深める改良を施している。