3男1女全員を東大理三(医学部)に合格させた『東大に入るお金と時間の使い方』の著者・佐藤亮子ママ。0歳から18歳の大学入学まで、「お金」も「時間」も惜しまなかった。子どもの将来を決めるのは、親の「お金」と「時間」の使い方と断言する佐藤ママが、「東大とお金」について、その秘密を公開!

【子ども4人全員を東大理三に入れた母親が教える】子どもの前で絶対に言ってはいけないこと

現実問題、教育費はかなりかかる

「〇〇君のお父さんは稼いでいるから、家族で海外旅行に行けるんだね。いいよね~」というような話を、子どもの前で絶対にするべきではありません。

そもそも一生懸命働いているお父さんに失礼です。

他人の収入が気になっても、他人のお金は使えないのです。

「うちはうち、よそはよそ」と割り切るのがいちばん健全な考え方です。

自分の家庭の収入内で、堂々と生きていく姿勢をわが子に見せることも、親の大事な仕事といえます。

くり返しますが、他人の家庭の収入を気にしてもどうにもなりませんし、自分の家庭の収入でやりくりするしかないのです。

生活に欠かせないとされる「衣食住」、それにある程度の「娯楽」には、お金を使わざるを得ません。

しかし、子育ての最中は、ぜひ「教育費最優先」にして欲しいと思います。

教育費はかければかけるほどいいというものではありませんが、わが子を一人前に育て上げるには、現実問題として、けっこうなお金が必要になります。

とくにいまは、子どもが幼いうちに塾に通わせて受験をするという流れが強まっているので、かなりの教育費を覚悟したほうがいいと思います。

だからこそ、親が身を粉にして働いて得たお金は、できるだけ子どもの教育に使って欲しい。

子育ての最終目標を、「自分で稼いで自活できる人間」に育てることと再認識し、そのための教育費は惜しまないで欲しいです。

【POINT】⇛子育て中は、教育費が最優先!