エクササイズ用バイクメーカーの米ペロトン・インタラクティブの盛衰は、ネットフリックスでのシリーズ化にぴったりだ。このハイテク・プラットフォーム2社が投資家の頭の中で重なるのは、それだけではないかもしれない。ペロトンは10日、1-3月期のフィットネス関連製品の売上高が前年同期比42%減となったと発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による需要の追い風が弱まり続けていることが主因だ。調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)は1億9400万ドルの赤字となった。前年同期は6300万ドルの黒字だった。在庫コストが需要をはるかに上回ったことから、フリーキャッシュフローは7億4670万ドルのマイナスとなった。