本日のNHKの「あさイチ」では、「簡単ルールで突然、美文字が書ける」の著者・萩原季実子先生がVTR出演。ツイQ楽ワザの「冠婚葬祭特集」で、多くの人が困りがちな筆ペンで「のし袋」に字を書く時のコツを披露された。実際に、リポーターの副島淳さんが、萩原先生の筆ペンレッスンを数分だけ受けて書いたところ、驚きの変化が!
番組の中で萩原先生が美文字のコツとして挙げたものは、萩原先生の最新刊「簡単ルールで突然、美文字が書ける」の30のルールに入っているものも多い。筆ペンには、筆ペンならではのコツもあるけれども、「字の基本」自体はボールペンも筆ペンも変わらないそう。今回は、番組でも紹介されたいくつかのコツを、本書より抜粋してご紹介します。
「様」と「申」は、美文字のための最強の漢字!
番組でもご紹介したのが、美文字のコツを学ぶのに大事な漢字が、「様」と「申」の2文字であることです。
拙著で、漢字をきれいに書くためのコツとして8つのルールを挙げておりますが、実は、この2つの文字には、それらがすべて入っているのです。ですからこの2文字さえ、美しく書けるようになれば、他の漢字もすべてきれいに書けるようになるということ。
たとえば、番組では「様」のポイントとして、
★書き始めに、斜め45度の打ち込みを入れる(下記画像中❶)
★横線は「漢数字の一、二、三の法則」が使える(下記画像中❷)
★「へん」と「つくり」のバランスは1:2(下記画像中❽)
などをご紹介しました。
これ以外にも、「様」には「左ハライ(❸)」、「右ハライ(❹)」「ハネ(❺)」などの大事なコツが入っています。
「申」のポイントとして申し上げたのは、
★四角が出てきたら「逆台形」にする(下記画像中❻)
★四角の中の横線は、「スキマ」を空ける(下記画像中❼)など。
つまり、この❶~❽の8つのコツを身に付ければ、すべての漢字がきれいにかけるので、この2文字を練習するだけで、効率よく、美文字になれるということ。8つのコツの詳細については、ぜひ本書をご参考にしてください。